CROSS TALK 02
理系座談会
K.K
入社5年目/
技術部 システム技術課
Y.K
入社9年目/
技術部 要素技術課
O.F
入社28年目/
技術部 副部長
Question
01
入社のきっかけは何でしたか?
憧れの業界にいることが実感できる
社名は、やっぱり魅力的。
もともと航空関係の企業を希望していて、大学に来ていた求人を見たのがきっかけで会社のことを知りました。決め手としては、自分のやりたいことに合っていたからですね。電気系を学んでいたので他社の電気系募集も受けましたが、ソフトウェア関係の仕事を求められることが多くて…。ハードウェア、つまり「現物」を作る仕事がしたかったので、東洋航空電子に決めました。
あと「東洋航空電子」っていう社名もいいですよね。何をやっている会社なのか、名前に全部入っていてわかりやすいじゃないですか(笑)
確かに(笑) 「航空」で「電子」だもんね。やっぱり航空宇宙関係に憧れて入社する人が多いから、自分の仕事が誇れる社名っていうのは魅力的かもしれない。
僕も子供のころから飛行機に強い憧れがあったから、自然と「この業界で仕事がしたい」と思うようになったよ。東洋航空電子には兄の同級生が勤めていたから、知り合いがいるなら安心だし、いろいろ相談できると思って入社を決めたかな。
業界への憧れからって面で考えると、Y君はちょっと特殊な例かもね。
そうですね。僕はもともと大学で航空関係や電気系のことを学んでいたわけではなくて、ただ「防衛産業に携わりたい」と思ったのがきっかけでした。東日本大震災を経験した直後ということもあって、より強くそう思ったんです。
東洋航空電子は社員数も多いのに、人材派遣で他社に行くことがないのが珍しくていいんですよね。自社で集中してやりたいことを続けられるのがありがたいです。
Question
02
現在はどのようなお仕事をされていますか?
ハードウェアや筐体、ケーブルなどを作る仕事です。1年目から設計をやらせてもらっていて、毎日勉強という感じですね。
ソフトウェアの開発を主に行っています。K君が物の外側を作る仕事だとしたら、僕は内部のものを作る仕事ですね。
基本的には、作業そのものよりも、他の社員を指導したりする立場にあります。技術部なので、以前は二人と同じように物を作る作業を中心にしていました。
Question
03
社内はどのような雰囲気ですか?
部署を超えたコミュニケーションが多くて、
お互い自然と助け合える社風。
いい意味で緩くて、部署の垣根がないですよね。もちろん部署によって「できることできないこと」と「やっていいことダメなこと」ってあるんですが、そこを除けば全員で協力して当たり前というか。「この部署だからこの仕事はやらない」みたいなことが少ないですね。
技術部の社員が現場のお客様から話を聞いて、営業に取り次ぐことで仕事に繋がる…なんてこともあります。だから、他の部署とのコミュニケーションは多いですね。
話す機会が自然と増えるという感じですよね。以前、製造部や品質保証室の方と一緒に出張へ行ったんですけど、現場では全員で協力して作業するのが当たり前なんですよ。仕事しているうちにどんどん仲良くなっていけるから、一人じゃないっていう安心感があるし、終わった後の達成感もすごいんですよね。
逆に、技術部は物作りの最上流に位置するから、最初から最後までずっと関わっていきます。図面を書いたり、検査を行ったりですね。いろんなことを経験できるので、「座学は嫌いだけど実験は好き!」っていう人には向いてると思います。
部署ごとに忙しさの波があるから、こういう「お互い助け合おう」っていう体制ができているのかな?と思います。
大きなプロジェクトが入ると、一気に忙しくなるからね。「お客様にきちんとした製品をお届けする」というところへ向けて、全員がプライドを持って動いてる。
結局は、自分も今までたくさん助けられてきたし、後輩たちが頑張っている姿を目にしているから、困ってるときには助けたいと思うんだよね。「お前がそんなに頑張ってるんだから、助けるしかないな!」みたいな(笑)
Question
04
どんなときに仕事のやりがいを感じますか?
どんなに小さな仕事でも、自分の仕事が
完成した瞬間は大きな達成感がある。
自分が関わったプロジェクトが成功したときは、やっぱりものすごい達成感と喜びがありますね。以前ロケットの企画に携わったときは、すごく大変でした。種子島で夜中まで作業をして、会社では朝まで作業して(笑)
規模は小さかったんですけど、最初から最後まで見届けたので、ちゃんと上がったときはみんなで大喜びしました。お祝いに一緒にご飯を食べに行ったことを覚えてます。
大きな筐体が出来上がったときは「おお!」って思いますね。「かっこよくできたじゃん!」って誇らしくなります。自画自賛です(笑) 図面では何度も見てるんですけど、完成品を目の前にすると違いますね。
僕は、まだ自分が手掛けたものが打ち上がったことがないんです。だからOさんのお話を聞いてると、「どんな気持ちになるかな、早く経験してみたいな」って思います。
同じように誇らしくなると思うよ。規模は関係なく、自分の仕事が完成した瞬間ってすごくやりがいを感じるんだよね。僕は、自分が思った通りにプログラムが動いたときに嬉しくなるよ。
あとは、お客様からソフトウェアの評判を聞いたときかな。直接お会いしたときに「いいね」と言ってもらえたり、営業の人が「評判いいよ」って伝えてくれたり。上手くいけば次の仕事にも繋がるので、また頑張ろうって思います。
Question
05
今までで一番苦労したことは何ですか?
大変でも、みんなで喜んでいるうちに
「やってよかった」と思います。
古い試験装置のシステム更新を担当した時ですね。何十年も前のソフトで動いていたので、まずは「どんな技術が使われているか」を把握するところからスタートしました。機密保持のためのルールがあるので、その場のスタッフに声をかけないと出入りができなくて、不便でした。
ただ、作業が思うように進まないことよりも、バケツの水が氷るような寒い場所で、1~2ヶ月も作業し続けたことのほうが大変だったな(笑)
(笑)
会社の外っていうのは戸惑うことが多くて、やっぱり苦労も多いんじゃないかな。
そうですね。僕も、種子島へ1ヶ月間工事に行ったときが大変でした。初めてやるジャンルの仕事で、わからないことだらけで…。技術部は責任者的な立場なので、工事を無事に終わらせなきゃっていうプレッシャーもあります。
でも、若い人が多かったので、やりやすい部分もありました。一緒に仕事しているうちに相手の得意なことがわかってくるので、仕事がどんどんスムーズになっていくんですよ。
信頼関係が生まれて、上手に連携がとれるようになってくるのが楽しいです。Oさんも一緒に来てくださって、たくさん助けてもらったのもありがたかったです。
1日に1件は何かしらのトラブルが起きてたから、大変だったよね。何度経験しても、機体に火が付く瞬間まではドキドキなんだよ。苦労があった分、「どうか上手くいってくれ!そして種子島から脱出するぞ!」って思う(笑)
そうなんです!終わった直後は「もう二度と種子島へは行きたくない」って思うんですけど(笑)
結局すぐに「また行きたいな」ってワクワクしてくるんですよ。みんなで発射成功をお祝いしているうちに、「ああ、やってよかったなあ」って思います。
TIPS
チームワークを楽しみながら、
自分の能力が上がる「小集団」システム
部署ごとにリーダーを選び、1年間を通して目標達成を目指す「小集団」という取り組み。2月の成果発表の場に向けて、少人数で連携しながら仕事の質を高めていきます。
チームで集まって「こうしたらどうかな?」「こうするとよくなるかも!」と相談しあううちに、自分のスキルアップやコミュニケーションの楽しさも実感できます。上位の社員には表彰とプレゼントがあるので、お互いを助け合う空気が自然とできあがっていきます。
Question
06
入社して自分が変わった、
成長したと感じるところはありますか?
「次、頑張るぞ」って、
どんどん前向きになっていきました。
変わったことですか…部署ですかね(笑)
最初は総務部に入って、その後に生産管理部、技術部と異動してきました。
確かに、部署異動は多かったね(笑)
部署間の隔たりが少ない分、いろんなことを経験できるんだけど、そこを評価した人事異動が起こることもあるんだよ。
僕は、後輩や部下を持つ立場になってから「あの人、この部署にいるけど、こんなこともできるんだね」っていうところは見逃さないように心がけるようになったよ。だから、その部署異動こそが成長したっていう証 なんじゃないかな。
K君は入社当初は物静かだったけど、だんだん楽しく話すキャラになっていったよね。
そうなんですよね。黙々と作業するクールなキャラでいくつもりだったんですけど (笑)
だから、「自分ってこんなにコミュニケーションとるんだ」ってびっくりしました。一緒に働く人のことがわかって、会社に馴染んでいく感じがあって。失敗して注意されても、「次頑張るぞ」ってどんどん前向きに取り組んでいけるようになりましたね。
Question
07
今後やりたいことはありますか?
マニュアル化できないことだからこそ、
お客様と接しながら学んでいけば大丈夫。
お客様との会話は仕事の責任が伴う部分なので、もっと磨いていきたいです。コミュニケーションについては、永遠の課題ですね。
それは僕もだな(笑)
お客様によって事情がさまざまだから、マニュアル化できるものでもないしね。それでも、お客様と接して学んでいけば大丈夫 だよ。経験していけば磨かれるものだし、僕たちがサポートするから、いきなり一人で放り出されるようなことも絶対にないしね。
僕個人としては、もっと搭載品を取り扱いたいかな。苦労するかもしれないけれど、「やりたい!」っていう気持ちのほうが強いね。上に立つ者として次の世代に頑張ってほしい気持ちもあるけど、やっぱり実務が楽しくて好きだから。
僕は逆に、もっと後輩が欲しいです。自分のスキルを引き継いで、進化させていってほしいと思います。搭載品のソフトウェアも作ってみたいので、ぜひ一緒にやれたらいいですね。
Question
08
これから入社する方に
どんな素質を期待しますか?
大切なのは「やりたい!」という気持ち。
個人の熱意は全力でサポートします。
失敗しても立ち上がることですね。社内では「ミスが起こるのは仕方がない」「その後どうフォローするかが大事」という風潮があるので、引きずらずに「次頑張ろう!」って考えられることが大切だと思います。
そうですね。失敗したらへこむのは当たり前なんですけど、そこで諦めずに最後までやりきることが大事です。特に入ってすぐはわからないことだらけだと思うので、自分で調べたり、誰かに教えてもらったり、その上で「じゃあ、どうしたらいいだろう?」って考えるクセがあると、仕事の覚えも早くなると思います。
一番は、「やりたい!」っていう気持ちがあるかどうかですね。いろんなことに興味を持って、前向きに取り組めることじゃないでしょうか。その気持ちがあれば失敗も乗り越えられるし、スキルもどんどん身に付くと思います。
個人のやる気は尊重して支えていきたいと思うし、その体制も整っているので、熱意を持って入社してきてほしいです!
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