創立100周年に
向けて技術を極め、
新たなる飛躍を
目指して

当社は一部上場企業、株式会社今仙電機製作所から航空宇宙部門が独立し、1967年に設立しました。主にワイヤーハーネスの設計、製造事業と点検整備用計測・試験装置の設計、製造事業ならびに自動回路試験器の設計開発、製造事業を手掛け、世界中の空を駆け巡る航空機や、将来期待される宇宙ロケット事業、鉄道車両等に当社の技術が活用されています。現在、大手企業を中心に多数の取引先を持ち、高精度・高品質な製品・技術力に高い評価をいただいています。

創立50周年を経て次の100周年を迎えるにあたり、創業時と比べて時代も技術も大きく変化し続けている現代。当初は何もないところから技術や概念そのものをイノベーションする時代でしたが、現在は様々な安全規制が設けられ、多くの基準が標準化されるようになりました。さらにグローバル化が進み、受注環境の変化に伴う多様化に対応していくために、顧客にアピールする提案型企業としての体制づくりを構築していくことが、私の役割であると考えています。
その為にベテラン社員が培った高い技術力を若手社員に継承していく「ものづくりマイスター制度」を推進してまいります。
さらに当社の独自性を見極め、攻める力を培っていくことが、創業100周年に繋がる礎になっていくと思います。

また、従業員には仕事に愛着を持っていただき、業務の必要性を認識することで能力を発揮し、目指すべき企業創りに繋げていくことが一番だと考えます。色々な制約もあり、新しい技術をすぐに取り入れることが難しい分野でもありますが、限られた条件の中で極めていくやり方を見出していくことに、これからの仕事の面白さがあるのではないかと思います。向上心、探求心を持った人が会社に集い、多種多様な発想を具現化していくことで変革の時代を乗り越え、100年企業への繋がる新たな【東洋航空電子】を創造してまいります。

ここ数年、新たな感染症拡大に伴い、先の見通せない日々が続いておりますが、一日も早く解消され、平穏で新しい明るい日々が戻りますよう期待しております。